サンクコストとは?
サンクコスト(sunk cost)は埋没費用とも呼ばれます。 管理人は、斎藤 広達 著「サンクコスト時間術」で初めてサンクコストという言葉を知りました。
例えば、バス停でバスを待っているとします。 バスの到着時刻を20分も過ぎているのに、バスが来なかった時に、バス停で待っていた20分は取り返すことができません。 これがサンクコストです。
バス停でバスを待つのをやめてタクシーに乗るという別の手段もありますが、タクシーに乗ってしまうと、バス停で20分待ったことが無駄になるという気持ちになります。
例えば、投資商品、ダイエット商品、英語教材といったもので失敗した経験はないでしょうか? しかし、サンクコストは取り返すことができません。 サンクコストにこだわっていると、さらに損失が拡大する恐れもあります。 それでは、どうすればよいのでしょうか?
S-TiBA
「S-TiBA(エスティーバ)」という発想があります。 「S-TiBA」は次の単語の頭文字をとったものです。
- Situation(状況判断)
- Time Left(残り時間)
- Best Answer(最善の答え)
- Action(実行)
例えば、バス停でバスを20分も待っている場合ですが、「もし、30分後の電車に乗らないと飛行機に乗り遅れる」という状況(Situation)だったら、残り時間(Time Left)で、最善の答え(Best Answer)、例えば、タクシーにのるとかを出し、実行(Action)します。
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