ラッキーをつかみ取る技術
ラッキーというのは、自分でつかみ取れないものとあきらめていないでしょうか? そのような方に、小杉 俊哉著「ラッキーをつかみ取る技術 」を紹介します。
本章では「ラッキー」を「幸運なもの、幸運をもたらすもの」としてとらえ、偶然ではなく、自分の意思、働きかけで手にすることができるものであると考えています。 目次は次の通りです。
序章 そもそもラッキーとは何か
第 I 章 ラッキーに備える
第 II 章 ラッキーを呼び込む
第 III 章 ラッキーを見つける
第 IV 章 ラッキーを取りにいく
第 V 章 ラッキーをモノにする
いつも「いい顔」でいる
多くの場合、ラッキーは人を媒体としてやってきます。 つまらなそうな顔をした人のところには誰もラッキーを届けたいとは思いません。
受験勉強中も「いい顔」でいましょう。 「いい顔」になるためには、口角を上げ微笑むことです。
ちなみに、口角を指で下げると、なんとなく、悲しい気持ちになります。 管理人は、悲しい気持ちになりそうなときは、意識して、口角を上げるようにしています。 そうすると、なぜか、前向きな気持ちになれます。
ものごとのいい面からとらえる
受験勉強で問題集をちょうど半分ぐらいまで勉強したときに、「まだ半分も勉強しなければいけない」と考えることもできるし、「あと半分しか残っていない」と考えることもできます。
ものごとはすべていい面と悪い面の二面があります。 いい面からとらえようとするクセをつけるといつも前向きな気持ちでいられます。
よく、どうして自分にはこんな大変なことばかり起きるのだろうと嘆く人がいます。 読者の方からも、せっかく公害防止管理者試験を目指して受験勉強しようとしているのに、仕事が忙しいから、時間が取れない、というような声も聞きます。
自分の過去や周りに目をやると、自分ではコントロールできないことがしょっちゅうです。 異動、勤務地の変更、上司の異動、プライベートでも、事故、病気、怪我、災害 大変なことやアンラッキーなことをたくさんあります。 アンラッキーなことを自分にとって必要なことだったと思えば、それをラッキーな出来事に変えることができます。
ひょっとして失敗するのではないか、うまくいかないのではないか、と思ってやったことはまずうまくいきません。 たとえばイチローのような傑出したバッターでも打率は四割にたっしないのですから、六〇から七〇パーセントは失敗するのです。
つまり、世の中ではうまくいくよりも、うまくいかない確率のほうがずっと高いのです。 だから、何度かやってみてうまくいかないからといって、あきらめないことです。
公害防止管理者試験の合格率は2割程度です。 すべての受験科目をすらすらと解ける人はほとんどいないでしょう。 苦手な科目があっても、不合格になるかもしれないと思うのではなく、最後まで、あきらめずに、受験勉強することです。
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