合格基準
- 公害総論、大気概論といった試験科目を受験し、その試験科目の60%以上を正解すると、その試験科目は合格となります。 これが科目別合格制度です。
- 全科目に合格すると、試験区分(大気関係第1種、・・・)で合格となります。
- 不合格の試験科目があった場合、試験区分も不合格となります。 ただし、合格となった試験科目は、翌年及び翌々年は免除されます。
- なお、科目別合格制度は平成18年度に導入されたため、平成17年度以前の試験結果は科目別合格制度の対象外です。 その他、詳しくは「産業環境管理協会」のホームページに説明があります。
大気関係第4種の科目別合格制度の例(その1)
平成18年度に大気関係第4種公害防止管理者試験を受験し、「公害総論」だけ合格した場合の例を挙げて説明します。
翌年の平成19年度は「公害総論」が免除されます。 「大気概論」と「大気特論」は合格しましたが、「ばいじん・粉じん特論」が不合格でした。
翌々年の平成20年度は「公害総論」「大気概論」「大気特論」が免除され、受験科目は「ばいじん・粉じん特論」だけです。 「ばいじん・粉じん特論」に合格し、大気関係第4種公害防止管理者試験に合格しました。
大気関係第4種の科目別合格制度の例(その2)
先ほどの「例(その1)」で、もし平成20年度に「ばいじん・粉じん特論」が不合格だった場合の例を挙げて説明します。
平成21年度は「公害総論」の免除が期限切れになったため、「公害総論」と「ばいじん・粉じん特論」を受験しなければなりません。 「公害総論」と「ばいじん・粉じん特論」に合格すれば、大気関係第4種公害防止管理者試験に合格となります。
大気関係第4種試験に合格後、第1種試験を受験 例(その3)
大気関係第4種公害防止管理者試験に合格し、次に大気関係第1種公害防止管理者試験を受験する場合の例を挙げて説明します。
大気関係第4種公害防止管理者試験で受験し、合格となった「公害総論」「大気概論」「大気特論」及び「ばいじん・粉じん特論」は免除されます。 よって、「大気有害物質特論」と「大規模大気特論」を受験し、合格すれば、大気関係第1種公害防止管理者試験に合格となります。
大気関係第1種合格後、水質関係第1種を受験 例(その4)
大気関係第1種公害防止管理者試験に合格し、次に水質関係第1種公害防止管理者試験を受験する場合の例を挙げて説明します。
大気関係第1種公害防止管理者試験で受験し、合格となった「公害総論」だけが免除されます。 ちなみに、ちょうど管理人がこの例に該当したのですが、たった1科目ですが免除されて、受験勉強がかなり楽でした。
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