すぐやる力
公害防止管理者試験の受験勉強は順調ですか?
頭では「受験勉強しなければいけない」と分かっていても、なんだかやる気がでなくて、時間だけが過ぎて行くということはないでしょうか?
そのような方に、メンタルトレーナーの岡本 正善さんが書かれた「すぐやる力 (「デキない自分」はこうして乗り越えろ!)」をご紹介します。
やる気が出ない理由は?
目標を「意識」すると、「潜在意識」は目標とは逆方向に働いてしまうようです。
例えば、ボウリングで「絶対にスペアーをとるぞ!」と明確な目標を強く「意識」すると、「スペアーをとれないと失敗した」ということがはっきりするため、「もしスペアーを取れなかったらどうしよう」「ガターになったらどうしよう」といったマイナスイメージが「潜在意識」に働いてしまいます。
公害防止管理者試験の場合だと、例えば「絶対に大気関係第1種に合格する」と目標を強く「意識」すると、「不合格」という失敗のイメージが明確になってしまうため、「合格率が2割程度と低いのに合格できる訳がない」「問題集に載っていない問題が出題されたらどうしよう」「苦手な問題が出たらどうしよう」といったマイナスイメージが「潜在意識」に働いてしまい、やる気にブレーキがかかってしまいます。
目標を細分化し、簡単な目標を立てる
「絶対に合格する」という目標を忘れると「潜在意識」によるブレーキがかかりません。 そのために、目標を細分化し、簡単な目標を立てます。
例えば、次のように目標を細分化します。
<試験当日(10月)> 絶対に合格する!
<9月下旬> 問題集3回目をやる。
<9月上旬> 問題集2回目をやる。
<8月> 問題集1回目をやる。
<今日> 問題集を○○ページまでやる。
細分化した目標(計画)は状況に応じて変更する
例えば、毎日何ページ勉強すると計画を立てても、なかなか計画通りには進まないものです。 管理人の場合は、大気関係の測定技術に苦戦し、なかなか進みませんでした。 計画より遅れてしまうと、このままでは不合格になるというマイナスイメージが生じます。 もちろん、計画より遅れるだけではなく、計画より早い場合もあるはずです。 状況に応じて、計画を変更し、とにかく、試験前日まで受験勉強を継続することが重要です。
バイオリズムにあった目標を設定する
人間には好調・不調の周期があります。 自分の周期を把握し、好調時は受験勉強がはかどりますが、それで満足せず、少し無理をして受験勉強します。 カレンダーに好調・不調を記録しておくと、自分の周期が分かってきます。
確かに管理人も受験勉強中に、好調と不調があることには気付いていましたが、自分の得意・不得意に依存しているものだと思っていました。 ちなみに、最近は、ホームページの更新頻度が自分のバイオリズムにあっているような気がしています(^^)
夢によって潜在意識が更に活性化する
公害防止管理者試験に合格するという目標は大切です。 夢はもっと大切ですね。 毎日、毎日、忙しいですし、夢を忘れて日々の生活に追い立てられてはいないでしょうか? 管理人は夢の力を最大限に活かすために「宝地図」を活用しています。
ルーチン化する
ルーチン化によって「すぐやる」スイッチをつくることができます。 管理人は、出勤後と昼休みに公害防止管理者試験の受験勉強をやって、ルーチン化していました。
また、勉強前に「リズム呼吸(自分にあった呼吸)」を習慣化しておくと、「リズム呼吸」をやっただけで、心が落ち着き、「すぐやる」モードに切り替わります。
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